経済学は、本来、相場や目前の利益追及でなく、「経世済民」の学「経世済民」とは、「世の中を治め、人民の苦しみを救うこと」(『広辞苑(第6版)』) 2世紀ぶりに東アジア中心に回りはじめた世界経済は、日本経済に明るい未来を約束しますだが、靖国参拝・「集団的自衛権」・武器の輸出入は、世界から孤立し、東アジア経済からも離反され、日本経済沈没の道です脱原発も、福祉と成長の両立も、十分可能です!99%の主権者は、公平な分配と外交力ある賢い政権を求めています。
日本科学者会議群馬支部(JSAG)ホームページ ・ JSAGの活動記録
憲法と大学と社会の危機を招く「安全保障関連法」に反対した全国の学者の署名は14,353名(賛同市民32,498名)に達しました。学者の会の記者会見や抗議声明、SEALDsのみなさんの活動などを動画で紹介(「安保法反対の学者の会」ホームページ)しています。ぜひ、ご覧下さい。若者たちシールズ・エキタス・ティーンズソウルが社会を変える。
新著のご紹介:『第1巻 経済とお金のはじまり』
〜絵本『くらす、はたらく経済のはなし 全5巻』〜(大月書店 2019年 9月より刊行 各巻40頁、学校図書館向)
小中高校生向けに、わかりやすく、イラスト(赤池佳江子さん)を交え、書き下ろした経済の絵本です。「経済はわからない」「難しい」と思いこんでいる、あるいはそのように思いこまされている現状を打破し、じつはわたしたち、生まれたときから一人一人が経済の担い手であり、しかも一国の経済の主人公であることを解き明かした経済絵本です。以下、第1巻の目次を紹介します。
第1巻 経済とお金のはじまり <目次> 1.人類最初の経済活動は狩猟だった、2.物々交換の時代がやってきた、3.物々交換の場所と市場の登場、4.家畜や貝、塩や米で交換する、5.やがて金や銀が「お金」になった、6.重い「お金」のかわりに預かり証、7.そして紙幣が誕生した、8.お金(紙幣)を発行する中央銀行、9.1万札にはいろいろなひみつがある、10.お札がプカプカ流れてきたぞ、11.お金はどうしたら手に入るか?、12.どうして「円」というのだろう?、13.世界各国のお金の名前、14.円高ってなに?円安ってなに?、15.電子マネーの時代がきた、16.ねだんは需要と供給で決まる、17.インフレとデフレ、18.景気のいいときと悪いとき、19 .「お金のはなし」の次は「銀行のはなし」です 大月書店ホームページ(http://www.otsukishoten.co.jp/book/b471603.html)
問われる日米中銀の独立性ー安倍政権と一体の日銀詳しくはこちら
10月消費税10%増税はなぜストップ!なのか詳しくはこちら
無視できなくなった「副作用」詳しくはこちら
官製バブルが拡大する格差とリスク詳しくはこちら
2019年の経済潮流を読む詳しくはこちら
財政ファイナンス・日銀トレードと国債ビジネス詳しくはこちら
アベノミクスが積み上げた負の遺産詳しくはこちら
不安定さ増す金融市場詳しくはこちら
累積国債1000兆円どうする〜「竹の子生活」はもう御免〜詳しくはこちら
日銀の金融政策修正〜二枚舌で引き締めに踏み出す〜詳しくはこちら
1980年代には為替相場の操作、昨今では関税の税率操作によって自国の貿易赤字を改善しょうとするアメリカ。
そこに共通しているのは世界中の誰もが欲しくなるようないいものを作るために汗を流すのではなく、経済大国・軍事大国の権力行使である。世界に貿易戦争を仕掛ける一方で、この国の大統領は、アメリカ製の兵器を各国に販売するトップセールマンを堂々と演じている。
そのセールスマンの誘いにのり、防衛予算を増額し、不当に高価なアメリカ製兵器を大量に購入しているのが、安倍政権である。わずかな光を見せた平和的な米朝会談の行く末を壊すことは、世界中が反対するであろう。軍事予算の増額は兵器産業を活性化させる一方で、社会保障など生活関連予算の削減と国民生活破壊に直結する歴史を繰り返してならない。
日銀総裁57ぶりの再任〜家計を犠牲に「異次元バブル」膨張〜詳しくはこちら
異次元緩和5年〜負の遺産累積と国民転嫁の危機〜詳しくはこちら
2018年の経済潮流を読み解く詳しくはこちら
アベノミクスの失政と異次元の負の遺産詳しくはこちら
異次元金融緩和で積み上げた負の遺産詳しくはこちら
経済政策の罪詳しくはこちら
現代の金融資本と金融寡頭制詳しくはこちら
アベノミクスの危険な矢「シムズ理論」詳しくはこちら
ブレグジットとアメリカファースト詳しくはこちら
2017年の経済潮流を読み解く詳しくはこちら
異次元金融緩和の何が問題なのか、これからの日本経済はどうなるのか?詳しくはこちら
新著のご紹介:山田博文『<第2版>99%のための経済学入門 〜マネーがわかれば社会が見える〜』(単著 大月書店 2016年 7月,18年3月2刷刊 全236頁)
現代の経済社会は、戦後史的というよりも、数世紀にまたがる激動と転換の時代に入ったようです。そのような事態に、多くの方々が関心を示し、理解するうえで、本書が幾ばくかお役に立てれば、著者としては幸甚です。
実際のところ、今日では72億人の世界人口のわずか1%の富裕層の保有する金融資産が、残りの99%の人々の保有する金融資産と同額になるなど、貧富の格差が拡大しています。1%対99%の貧困格差の構造は、いまやはっきりとデータで示され、世界の大企業・富裕層・首脳たちの課税逃れを報じる「パナマ文書」の衝撃波が1%を震撼させています。99%のための経済社会をめざす本書が主張する世界はその対極にあります。
第2版では、データを更新し、異次元金融緩和政策とアベノミクス、武器輸出と経済の軍事化、ウォール街の動向や再興するアジア経済圏、メディアの話題をさらった若者たちの社会運動などの新しい問題も取りあげ、メスを入れる改訂作業を行いました。
さらに末尾には、新しく「補章 経済学の古典から現代資本主義を読む」を追加し、最先端の金融経済現象を『資本論』などの古典から読み解く視点を提供しました。
詳しくはこちら
アベノミクスの本質としくみ詳しくはこちらへ「アベノミクスの本質としくみ」
2013年度からはじまった第2次安倍政権の経済政策=アベノミクスは、この3年間の実績が示しているように、完全に破綻した。問題は、そのことをこの政権が認めないで、都合の悪いことは先送りしてつじつまを合わせ、ますます日本経済を「アベノミクス不況」と「安倍バブル」に陥れていることである。そのリスクは、一般国民に転嫁され、そのリターンは、内外の大資本・富裕層・大口投資家に提供されている。
マイナス金利政策とアベノミクスの暴走詳しくはこちらへ「マイナス金利政策とアベノミクスの暴走」
長期国債の利回りがマイナスになっているということは、国債価格が暴騰していることを示しています。国債はバブルの様相を呈しています。どんなに高値になっても、最後は日銀が買い取ってくれるからです。
世界経済の先行きが不透明になるなか、株に流れていた投機資金が、より安全な国債へと流入しているのです。短期的な投機マネーが国民生活をかき乱しています。
民間銀行は、マイナス金利で発生する損失を、定期預金や普通預金の金利を下げることで庶民にしわ寄せしています。一方、民間の金融機関は、保有する国債をバブル状態の市場で売ることで、ロイターによれば5035億円ほどの巨額の売買益を手にします。日銀の異常な金融緩和政策で、巨利を得ているのです。
このような日銀の金融政策決定会合でのマイナス金利の決定は、5対4のギリギリの賛成多数でしたが、賛成に回った委員は黒田総裁はじめ安倍政権下で新たに就任したアベノミクス派の委員であり、反対の委員は白川総裁時代からの委員でした。日本の中央銀行と金融政策が実証的にはまったく破綻しているアベノミクスに乗っ取られ、そのリスクが日銀と家計部門に転嫁されている、といってよいでしょう。
政府保証の金融商品である国債は、1京円の売買高を記録する巨大市場に成長し、この国債バブル市場から数千億円の利益を得る国債投資家がいます
国債の動向は、小数点などの利回りで表示されるために、価格で表示される株価と違いわかりにくいようです。しかも、それは、財政赤字、歳出削減、緊縮財政、新しい財源、といった問題に矮小化されます。でも、国債は、政府の借金証書(政府債務)であるだけでなく、政府が利子の支払いや元本の償還を保証した第一級の金融商品にほかなりません。政府債務としての国債は、1000兆円を超えて積み上がってしまい、国民一人あたり、830万円もの借金を背負う「1億総債務者」に転落し、消費税増税など重税に苦しんでいます。
その一方で、金融商品としての国債は、これを購入し、政府の債権者になった国債の保有者(金融機関)に、一般会計予算から23兆円ほどの利子や元本が定期的に支払われています。現代日本社会は、政府の保証する国債ビジネスで恩恵を被る金融機関などの投資家層と、現在と将来世代も政府債務の返済に追いまくられる納税者に引き裂かれてしまいました。本書は、その背景とメカニズムを平易に解明しています。山田博文『国債がわかる本ー政府保証の金融ビジネスと債務危機ー』大月書店、2013年刊
詳しくはこちら
萩原朔太郎「軍隊」・もし世界が100人の村だったら
越風山房主宰がまだ20歳代の若人の時代からの著書、論文、講演などについて、新しい年代順で紹介しています。「少年老い易く学成り難し」という故事について、身をもって体験し、昔のひとの慧眼につくづく感心することしきりの今日この頃です。
著作物一覧
いままで刊行した著書や論文などについてタイトル・出版元・年月を紹介しています。
講演・報告他
これまで各地・各団体で行ってきた講演や学会報告・出張講義などを紹介しています。
越風山房主宰の職業は、経済学を教える大学教員です。その職場は、群馬大学(現在・名誉教授)でしたが、駒澤大学、高崎商科大学、高崎経済大学で、非常勤講師として教鞭を執っています。その授業の様子や講義内容、ゼミなどについて紹介します。
講義科目・ゼミ・卒論テーマの紹介
卒論修論発表会Photo
ゼミ研修旅行Photo
下手の横好きとはよく言ったもので、俳句なら駄句を積み重ね、写真なら構図もいまいち、場合によっては、映した現場をよく知る近隣から、もう少し旨く撮って欲しいとのクレームがこないか、いささか心配もしています。でも、めげずにつづけているのは、一重に同時代人の記録を残すため、と堅く心に誓っているからのようです。
俳句の広場
Photo Essay
利根川河畔の四季前橋の街点景敷島公園・ばら園句碑〜敷島公園〜日本の歳時記世界の街角写真館